コラム

2024-12-16 冬の雪や寒さ、災害に注意

温暖な横浜に住んでいるとあまり縁のないことのように思われるかもしれませんが、12月も半ばに入り東北や北海道、日本海側の各地からは雪の便りが続々と届いています。気象庁が発表した12月~2月の3か月予報でも、北日本や日本海側の積雪量は「平年並みか多い見込み」とされています。
 
近年は暖冬が続いていると言われ、東京や神奈川では雪が降ることはあっても積もることはほとんどないように思います。しかしだからこそ、思いがけず大雪が降ったりすると、交通は麻痺し怪我人が続出し、停電や断水が起こったりして首都圏は大混乱に陥ります。ですから降らないだろうと思っていても、万が一のための対策は考えておくに越したことはありません。
 
例えば滑りにくいブーツを用意しておく、車には雪用タイヤやチェーンを準備しておく、雪かき用のスコップを備えておく、など。寒さへの対策も同様です。機能性の温かい衣類が最近はたくさんありますので、防災対策の一環としても持っておくことをおすすめします。「備えあれば患いなし」です。

◎空き家にダメージを与える雪

古い戸建ての空き家にとって雪は「大敵」です。一番多いのは、屋根に雪が積もり家が倒壊してしまう、または雪が解けて建物の木造部分を浸食し家を劣化させるという危険性です。また、屋根からの落雪で近隣住民の方が被害にあうかもしれません。雪の少ない地域では、雪が落ちにくい形に屋根が設計されていないので、注意が必要です。
 
また、気温が低くなると水道管が凍結したり、破裂したりする恐れもあります。首都圏ではあまりないことかもしれませんが、気温がマイナス4℃以下になると、凍結による水道管破裂の恐れがあるとされています。蛇口や水道管が凍結すると水が出なくなるだけでなく、修理にも費用がかかります。
 
通常の家であればすぐに気づける水道管の破裂。しかし、空き家であれば「いつの間にか破裂していた!」という事態もあり得ます。

◎大雨や地震による被害も

雪の心配はほとんどない東京や神奈川でも、大雨や地震などの災害のリスクは常にあります。日本全国、どこにいても地震が起こる可能性がありますし、大雨による浸水や土砂崩れなどの被害も、地球温暖化の影響で年々ひどくなっているように思えます。
 
長期間放置された空き家は、構造的な劣化が進んでいることが多く、豪雨による地盤の緩みや土砂災害で倒壊する可能性があります。そしてそのような被害にあった場合でも、持ち主がわからなかったり遠方に住んでいたりで片付けが進まず、景観や衛生面の悪化につながって近隣住民に迷惑をかけているという話は、実際に災害被災地で良く聞かれています。
 
そのようなことにならないためにも、空き家は適切に管理し、屋根や壁、床にひびや痛みがないか等、定期的にチェックする必要があります。そしてもし修繕の必要が出てきた場合に、信頼して頼める業者を見つけておくと安心です。

◎東京、神奈川の空き家管理サービスなら「横浜ゼロ空き家管理」

「横浜ゼロ空き家管理」は、横浜市を中心に東京都や神奈川県エリアにある空き家を管理するサービスを行っています。実際に現場に赴いて、清掃や見回りなどを行っており、訪問の頻度や時間、サービス内容などは、建物の状況や予算に合わせてお選びいただけます。震度5弱以上の地震や大雨特別警報など、緊急点検を要する事態が発生した場合には、無料点検を実施し、巡回報告レポートをメールで送信いたします。

◎まとめ

冬の雪や寒さによる凍結、また大雨や地震などの災害で空き家の状態が心配になる方も多いでしょう。定期的に訪問して管理するのが難しい場合は、ぜひ「横浜ゼロ空き家管理」にご相談ください。ご契約プランに応じた点検項目の確認、緊急時の無料点検などを実施し、その都度レポートをお送りしておりますので、離れて暮らしていても安心です。